ラグドールこぼれ話 この猫種は、ペルシャ、バーミーズ、バーマンなどを基に、人為的に作出されたと言われており、さかのぼると、ジョセフィーヌ（ジョセフィン）という一匹のメスにたどりつく様です。 ラグドールには、『事故に遭った白いペルシャから生まれたので、痛みを感じなくなった』等、色々な奇説がついて回りますが、これは、ラグドール作出に携わった、アン・ベイカー女史が、ラグドールを商標登録！！する際、そのデビューをよりセンセーショナルにするための、つくり話が基になっているものと思われます。 ともあれ、そのベイカー女史も１９９７年に永眠されたので、その真偽が明らかになる事は、もう、ないのかも知れません。 ベイカー女史とは意見を異にするブリーダー達の努力により、１９６０年代にラグドールは純血種として公認されましたが、ベイカー女史は独自の“ラグドール（IRCAラグドール、後のラガマフィン）”を作り続け、この事が、今日のラグドールとラガマフィンの関係を複雑にしている様です。